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[44]売主様が知っておきたい物件の引き渡しまでの流れ ~Part1~

<この記事は3分で読めます>

契約成立から最終決済までの
必須知識と準備事項

本日のテーマは「物件の引き渡しまでの流れ」についてです。
不動産売買契約が成立した後は、いよいよ物件の引き渡しへ向けた準備が始まります。
引き渡しまでには、

・必要書類の準備
・登記手続き
・物件状況の確認

など、さまざまな対応が必要となります。
今回は、引き渡し前に行う重要な準備について、分かりやすく解説いたします。

◆ 物件の引き渡しまでに売主様が済ませておくべきこと

不動産売買契約が滞りなく成立した後、売主様は物件を引き渡す当日までに準備すべき事項がいくつかございます。
専門家による対応を要する場合もございますので、早めに準備を進めておくと安心です。

引き渡し前に完了させておくべき事項は、大きく分けて以下の3点です。

  • (1)所有権移転登記の準備
  • (2)土地の実測や境界の確定など、物件の確認
  • (3)引き渡しの準備

本日は、このうち(1)と(2)について分かりやすくご説明いたします。

(1)所有権移転登記の準備

所有権移転登記の手続きは、通常、住宅ローンの抵当権抹消手続きと同時に行われるケースが多く見られます。
抵当権を抹消するためには、住宅ローンの残債を完済する必要がございます。

不動産売却時に住宅ローンを完済する際は、買主様から支払われる物件購入代金を充当するのが一般的です。
そのため、まずは買主様から売主様へ残代金の支払いが行われます。

買主様が住宅ローンを利用して物件を購入される場合は、金融機関が新たな抵当権を設定し融資を実行したタイミングで、残代金の決済が行われます。

売主様は残代金を受領した後、所有権移転登記に必要な書類や、住宅ローンの抵当権抹消に必要な書類を司法書士へ提出します。
これを受け、売主様・買主様立ち会いのもと、委任を受けた司法書士が決済や登記の手続きを進めます。

(2)土地の実測や境界の確定など、物件の確認

引き渡す物件の状態が契約内容と一致しているか、事前に確認および調整を行う必要がございます。
物件の形状、間取り、面積が契約書の内容と相違ないか、また付帯設備に不具合がないかなどを現地で確認します。

この際、売主様、買主様、および不動産会社の三者による立ち会いが行われるのが一般的です。

【境界の確認について】
境界の確認も重要となります。こちらは売主様と不動産会社のほか、必要に応じて隣接地の所有者様の立ち会いのもとで実施されることがございます。
境界を巡る近隣トラブルを未然に防ぐため、土地家屋調査士に依頼して測量を実施し、境界を確定させる場合もございます。

📝

まとめ

物件の引き渡しまでには、所有権移転登記の準備や物件・境界の確認など、さまざまな手続きが必要となります。
取引において、抵当権抹消や境界確認などは専門家による対応が必要となる場合もあるため、契約後は早めに準備を進めておくことが大切です。
また、引き渡し当日に慌てないよう、必要書類やスケジュールも事前に確認しておくと安心です。

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